福田三商が企業や自治体、あるいは地域から回収している古紙の総量は、年間約50万トン※1。これは、約1200万本※2の木々を守ることに相当します。森林が守られた分だけCO2排出量が抑制され、地球温暖化に歯止めがかけられます。紙の原料を新たな伐採だけに頼らず、使用済みの古紙資源から得ることで貴重な森林資源を守ろうという考えは、もはや世界の常識。全世界の紙の75%を消費する先進諸国においては、古紙リサイクルへの意識はとりわけ高いと言えるでしょう。電子化の時代と言われながら、今もって紙の消費量は先進性のバロメーター。今後も、人口の多いインドや中国の経済発展によって増えつづけると予想されます。古紙リサイクルの環をグローバルに展開していくことは、緑豊かな地球を創るための、大切な努めでもあるのです。
※1 2015年現在。
※2 古紙1トンは直径14cm、高さ8mの木20本分に相当。
福田三商は環境保全に全社で取り組んでおり、2002年4月にISO14001の認証を取得しました。